運動部も文化部も盛んな中学校
出雲市立第二中学校は、JR出雲市駅より徒歩約5分くらいのところにあります。昔は広域の小学校の生徒が集まり、マンモス中学校として知られていました。
昭和63年には、高松・長浜地区に出雲市立浜山中学校が創立され、第二中学校から分離しました。私の姉は当時の在校生でしたので、両方の中学校を経験しております。色々と制服など大変だったそうですが、勉学については人数が分離したため環境は良くなったそうです。また、長浜地区からですと自転車で約1時間もかかるので、通学の負担も軽減されたそうです。
翌年の平成元年には、出雲市立南中学校が開校となりました。第四中学校、第五中学校が統合されたことにより、第二中学校の朝山・馬木地区も分離することになりました。朝山地区からも自転車では距離もあり、当時は道路も狭かったので、通学の負担は軽減されたそうです。
2校への分離となりましたが、それでも出雲市内中心部にある中学校なので、今も多くの生徒が通っています。
生徒数が多かったこともありますが、なんといっても部活動の指導者に優秀な方が多く生徒や保護者からも信頼がありました。従って部活動では優秀な成績が多くあります。
運動部では、剣道部や体操部が県・中国地区・全国大会でも優秀な成績を納められており、強豪校として知られています。剣道部は男女ともに強く、県予選突破はもちろん、中国地区予選も突破して全国大会に何度も出場しています。また、女子体操部では県総体団体優勝を数多く受賞しており、団結力は素晴らしいです。陸上部も色々と受賞しており、県総体男女総合優勝も経験されています。展示されている運動部のトロフィーの数はすごいですよ。
文化部では、合唱部と吹奏楽部が数多くの賞を獲得しています。合唱部では合唱コンクールで金賞受賞で中国大会などにも出場しております。吹奏楽部では受賞歴がすごく、全国でも名が知られている中学校です。昭和50年代以降、全国大会常連校とひとつとして数多くの賞を受賞されています。吹奏楽の世界では最も難しいとされている3年連続全国大会金賞受賞を獲得し、翌年の全国大会の舞台での招待演奏をされています。吹奏楽の雑誌にも掲載されたことがある吹奏楽部は、伝統と実績が素晴らしいです。