『振り返る力』を大切に〜飾磨西中学校
JR姫路駅から南西、飾磨区の西方に有る中学校です。先日、学校のミーティングで『振り返る力』というキーワードが出て、少し盛り上がったと家内から聞きました。間違った問題など、自分の欠点を直視するのは誰しも気が進まないもの。それを乗り越えられる気持ちの強さを持つ子は立派だし、成績は伸びるよね、という話題だったそうです。プロ野球の阪神タイガース…今年、熾烈な優勝争いを繰り広げました。熱烈なファンの方ならチームが勝った夜、スポーツニュースを次々にチャンネルを変えながら何度も観ては喜び、翌朝には、新聞のスポーツ欄をニヤニヤしながら読む方が大半だろうと。我が子達が受けるテストでも同じだと先生は言います。良い点数が取れた時は何度も見返して嬉しくなり、自分からテスト結果を報告するような事と類似し、好結果が我が子達、本人のやる気を後押しするのは嬉しい事だと。プロ野球と同じように、子供も親も結果に一喜一憂しがちですが、目的を間違えていると続けます。間違えた問題を把握する事と、それを解き直して克服する事こそが意義であると。類題を繰り返し解くところまでやる、学力も野球も復習、反復する所から生まれると、意識すべきだと。一方で、親にも教師にも野球のコーチ、指導者にも同じ事が言えると。もしテストや試合の勝敗を左右する重要な場面で、生徒や選手の出来が悪かったなら、親や先生、指導者の教え方が良くなかったのでは?という反省に繋がりますと。自分が受け持つクラスの平均点が同じテストを受けた他のクラスよりも低かった場合、間違いなく自分の教え方に問題があったのではないか?との可能性を考えるそうです。自分の指導が上手くいっているかどうか『振り返る力』が教師にも試されているというお話でした。阪神タイガースは矢野監督の就任から3年間で3位、2位と来て、今年は後一歩で優勝を逃した2位でしたが、確実に進化しています。ファンの一喜一憂の裏で、選手や監督、コーチ、指導者の皆さんも試合毎に反省し、欠点を直視しながら鍛練を積まれている結果だと思います。私も家内も、我が子達も同じ姿勢で『振り返る力』を実践し、進化して行こうと思いました、頑張ります!