安室中学校〜子供とネットについて
JR姫路駅の北西、書写街道辻井交差点から少し北に入った所に有る中学校。父兄参観にて、スマートフォンの便利さと危険性についての授業を受けました。タイトルは『子供とネット』。携帯電話が広がり始めた当時は、各所で問題が次々に起き、先ずその使用を禁じたそうです。しかし単に禁じるだけの行為については全くの逆効果で、生徒の誰もが先生達と一定の距離を置き、会話してくれなくなったそうです。先生方は、やり方を間違えたと思い、子供達がどんな使い方をしているのかを尋ねた所、ゲームや交流サイト(SNS)の頻度が高く、みんなでルールを作り、そのルールを守って貰うと、様々な問題が終息したそうです。同時に心の寂しい生徒がとても多かった事も分かったそうです。確かにネットは便利で勉強にも使え、知り合いも増やせますが、ゲームや同じ人とのやり取りだけでは世界が広がりません。ネットとの付き合い方について生徒達の多くは、自分は大丈夫、大人は知らないくせに…という状況だったそうですがここ数年、新型コロナウイルスが流行してから変わったと。やっぱり使い過ぎだ、何とかしないと、と嘆く生徒が増えたそうです。例えば動画を見ると、直ぐ下に関連動画が出て来て逃してくれない…欲に負ける子が大半の現状。では、どうしたら良いか。守るべきルールを3つ設けたそうです。一つは利用時間の設定…使った時間を確認するアプリを用い利用時間を確認する事。次がマナー…人が嫌がる事を書かない、日常生活でも当然の事をネットでも守る事。最後は法律…違反したり犯罪に巻き込まれたりするような事を避ける。顔が見えない、知らない人との出会いには危険が有る事。以上のルール設定と遵守する事で回避出来るという物でした。これらの事は、ただ単に大人がルールを押し付けても、遵守出来ずに破られがちなので、友達同士や生徒間で話し合って決めるとより効果的であると。親と決める場合もよく話し合う事が重要と締め括くられた。授業に感銘を受け、我が家においても、正しいネット利用する為に、ルール設定について子供達とよく話し合い、様々な危険回避をしていこうと思いました。