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偏差値の活用例



大学受験などで聞きなじみのある偏差値。点数のみでは分からない集団の中での立ち位置や優れ度合いを示す指標となるものです。では、偏差値は社会ではどのような場で役立っているのでしょうか。

偏差値は統計学の用語のひとつです。受験生になじみのある学力偏差値をはじめビジネスシーンでも、統計学的な研究・分析を行なうときに偏差値が活用されることがあります。

教育における偏差値の活用

教育における偏差値の活用

全国の受験生が受ける模試などから算出される学力偏差値は、個人の学力を客観的に表すデータになり得ます。子どもが志望校を選択するとき、教育現場で先生が進路指導を行なうときなどに参考にされています。

偏差値は適切に利用することで有用になると言えます。例えば中学受験では、受験をしない子どもを含めた校内模試と、受験生のみが受ける広域模試とでは、算出される偏差値が大きく異なります。校内で成績が上位だからと言って、志望校に受かるとは限りません。志望校の受験生の中で、自分の立ち位置を把握することで気を引き締めて受験の準備ができます。このように偏差値に一喜一憂して振り回されるのではなく、偏差値を賢く利用する姿勢が大事です。

この他、入学試験で「3科目のうち1科目を選んで良い」といった選択科目が含まれているとき、科目と問題内容によって得点の採りやすさに差が出ます。こうした差を調整するために、偏差値で総合点を換算する場合もあります。

知能偏差値とは

知能偏差値とは

教育現場などでは「知能偏差値(Intelligence Standard Score、ISS)」が使われることがあります。知能偏差値とは、知能検査の結果から統計学的に個人の立ち位置を表す指標です。学力偏差値と同様に平均は50で、そこからどの程度離れているかを知ることができます。似たものに「知能指数(Intelligence Quotient 、IQ)」がありますが、こちらは平均が100になっています。

知能偏差値を測る知能検査は学校で行なわれることもありますが、結果は生徒や保護者に告げられず、先生が把握して日ごろの教育に活用することが多いようです。

就職試験や学校の入学試験で導入されることもあります。

ビジネスにおける偏差値の活用

ビジネスにおける偏差値の活用

メーカーが新商品を売り出すときのマーケティング活動でも偏差値の考え方を使うことがあります。例えば、ビジネスの現場でもよく使われる理論に、米・スタンフォード大学の社会学者、ロジャース氏が提唱した「イノベーター理論」があります。これは、新商品の登場に対する人々の反応を5タイプに分け、その結果を正規分布で示したものです。これによると、最も早く買うイノベーターは100人に2.5人程度の割合です。言わば、「購入意欲の偏差値」が最も高い人や低い人は100人に2.5人程度といったことが読み取れます。

ビジネスの世界ではこれらの理論を参考に、商品をより多く買ってもらうために、「購入意欲の偏差値」が異なる5つのタイプごとに違ったアプローチを行なうなどの試みがなされています。

イノベーター理論

イノベーター理論

イノベーター理論のグラフでは、「購入意欲の偏差値」が高い人から順に左から右へ並んでいます。それぞれ次にように解釈されます。

  • イノベーター(2.5%)…革新者。他人より新しい商品に高い関心がある人
  • アーリーアダプター(13.5%)…流行に敏感で周りの人から参考にされる人
  • アーリーマジョリティ(34%)…価格や品質を慎重に見極めてから買う人
  • レイトマジョリティ(34%)…大勢の人が買ったことに影響されて買う人
  • ラガード(16%)…保守的で、その商品を使う実利が見つかるまで買わない人