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世界の中等教育/中国



中国では、国(中央政府)が全国統一の教育制度を定めています。基本的に小学校(6年)、初級中学校(3年、日本でいう中学校にあたる)、高級中学校(3年、日本でいう高校にあたる)に分かれており、小学校と初級中学校の9年間が義務教育期間です。小学校や中学校を問わず、ほとんどの学校が公立です。

中国の中等教育

中国の中等教育

中国の教育制度は、就学前教育、初等教育、中等教育、高等教育の4段階で構成されます。ここでは中国の義務教育制度と、日本の中学校にあたる初級中学校の概要についてご紹介します。

義務教育

中国では1986年(昭和61年)、全国的な義務教育制度を定めた「義務教育制度」が制定されました。これにより、6歳から9年間とする現行の義務教育制度がスタートしました。2003年(平成15年)現在、全人口の約92パーセントが住む地域で、9年間の義務教育が採用されています。

小学校の入学年齢を7歳とする地域もあることから、義務教育の開始年齢を7歳に遅らせることも可能です。現在は、6歳への引き下げが推奨されています。

呼称

日本語と中国語では、同じ漢字を使っていても意味が異なる場合がありますが、教育用語に関しても同じことがいえます。中国の中等教育は初級中学校と高級中学校に分かれていますが、初級中学校は日本でいう中学校、高級中学校は日本でいう高校に相当します。このうち、初級中学校のみが義務教育です。

そのため中国で「中学校」というと、日本の中学校と高校の双方を含みます。また中国では、「大学」を含めた高等教育機関は「高等学校」と呼ばれています。大学に入る入試は「高校考試(入試)」といいます。

初級中学校

小学校の後に進学する初級中学校は、基本的に3年制をとっています。

農村などの小学校では、通常の6年制ではなく、財政的な理由で5年制としているところも少なくありません。1999年(平成11年)時点では、全体の6%の小学校が5年制だったことが分かっています。5年制小学校がある地域では、初級中学校を4年制としているところもあるものの、4年制の初級中校学は極めて少なく、結果的に6-3制ではなく5-3制の教育となっている地域が多いようです。なお、初級中学校への進学率は約9割、高級中学校への進学率は4割強だといわれています。

授業

中国の初級中学校は、日本と同じく月~金曜日の週5日制です。基本的に9月入学の2学期制をとっており、毎年1~2月(春節期間)に約4週間の冬休みがあります。また7~8月に約7週間の夏休みがある他、国が定める休日の労働節(5月)、国慶節(10月)なども休みとなります。初級中学校では、規定の制服と運動服を定めている場合が多くなっています。

授業やコマ数の一般例として、北京市の中心部にある北京市月壇中学(げったんちゅうがく)では、8時~16時40分までに毎日7コマ(1コマは40分)の授業が行なわれています。

学習科目は言語、文学、数学、英語、物理、化学、生物、歴史、地理、政治、体育、音楽、美術、情報技術などが一般科目となります。近年では、日本語や日本の文化について学ぶ初級中学校も増えつつあるようです。