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中学校の校長先生の役割



校長とは、校務を統括し、所属職員を監督する学校の最高責任者です。校長先生といえば、朝礼や式の時に話をする人というイメージが強いかもしれません。しかし学力低下問題や学校選択制の導入など、近年の学校は大転換期を迎えており、校長の仕事も重要性を増してきています。それにともない、生徒と教職員のやる気を引き出すリーダーシップとマネジメント能力などが求められてきているようです。

校長の役割

校長の役割

中学校における校長の役割は、従来の「管理型」から「マネジメント型」へと移行しつつあるようです。

国が主催する教員研修を行なっている独立行政法人「教員研修センター」では、2011年(平成23年)度から校長研修の内容が大幅に見直され、「校長マネジメント研修」が始まりました。今後、中学校長の仕事は大きく変わってくると予想されています。

役割の変化

役割の変化

従来の校長に求められる能力は、豊かな教育実践の経験やリーダーシップ、周りから信頼されるような人柄、学校経営の力などが挙げられていました。中でも近年、学校経営力が特に重視され始めました。その理由は、学校全体が組織的に対応しなければ解決できないような問題が増加してきたためです。

昨今、これまでのような組織を運営するだけの「管理型管理職」では、もう時代の変化に対応できないという指摘が目立ち始めています。その背景に、子どもや保護者の要望が多様化したことや、今後10年間で教員の約3分の1が入れ替わることなどが挙げられます。これを受けて中央教育審議会の教員資質能力向上特別部会は、2011年(平成23年)に「マネジメント型管理職」を養成することを打ち出しています。校長の資質は、もはや学校経営力だけでは十分ではないといえるのかもしれません。

マネジメント型管理能力

マネジメント型管理能力

中央教育審議会の経過報告によると、マネジメント型管理職の能力とは、教員個人の力量に頼らず、チームとして問題を解決する力などが挙げられています。中でも文部科学省が重視するのが、保護者や地域と一体となって子どもたちの教育に当たるコーディネーター(調整役)としての力量です。

コーディネーターの定義には、2011年(平成23年)当時与党であった民主党政権の「新しい公共」という考え方が反映しているといわれています。民主党は学校教育分野で、学校が積極的に働き掛けていくことで地域や家庭の教育力を復活させ、学校と保護者・地域住民が一緒になって子どもたちを教育していこうという目標を掲げていました。当時、文部科学副大臣だった鈴木寛氏は、教育雑誌のインタビューで「上意下達でルールを守らせていく管理型管理職は、もういらない」と断言しています。保護者・地域・学校を一体化できるマネジメント型管理職が必要だと訴えていたのです。

2011年(平成23年)の教員研修センターの校長マネジメント研修では、民間人校長として地域住民と一体となった学校づくりで知られる藤原和博・前東京都杉並区立和田中学校長らが講師となりました。

校長が所属する団体

校長が所属する団体

中学校の校長が所属する全国的な組織は、以下のようなものがあります。

全日本中学校長会

1947年(昭和22年)に発足した団体で、中学校や中等学校など教育機関の代表者が所属しています。中等教育に関する調査研究や振興を目的に、毎年「全日中総会」や「全日本中学校長会研究協議会」などを実施しています。北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中国四国、九州など、各ブロックでの活動も行なわれています。

全国公立小・中学校女性校長会

全国の女性校長が連携し義務教育の充実・発展に努める団体で、女性管理職の育成および女性教員の資質の向上や活躍の場の拡大を目指して研究と実践を重ねています。2010年(平成22年)に結成60年を迎えました。