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中学校の校則について



日本の教育現場では、公立・私立を問わず、学校ごとに校則を定めているのが一般的です。中でも中学校の校則では、服装や髪型などの他、学校内外での過ごし方についてなど、様々なルールが設けられています。

校則の意味と実態

校則の意味と実態

文部科学省の定める校則の定義と、一般的に考えられている校則の存在理由について見てみましょう。

文部科学省の定義する校則

文部科学省では、校則を「児童生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長・発達していくため、各学校の責任と判断の下にそれぞれ定められる一定の決まり」と定義しています。校則自体にはそれぞれの意味がありますが、内容と運用に関しては、児童生徒の実態や保護者の考え方、地域の実情、時代の進展などを踏まえることが大切だとしています。

一般的な校則の存在意義

一般的に校則には、4つの存在意義があると考えられています。

第一は、集団の秩序を守るため。「遅刻をしてはいけない」、「授業中は静かにする」といった類のものがそれにあたります。

続いて第二は、危険回避のためです。「ベランダに寄り掛からない」「廊下は走らない」といった、日常生活で負いかねないリスクを避けるためのものです。

第三に、平等を守るためということが挙げられます。中学校は義務教育のため、原則としてすべての子どもが通わなければなりません。そのため制服などを統一することで、すべての子ができるだけ平等な条件になるように配慮しているといわれています。

第四は、生徒の心の揺れを発見するためだとされています。「服装などの乱れは心の乱れ」と一部の教師たちの間でいわれるように、服装や髪型などに共通のルールを定めることで、子どもたちのサインを見逃さないようにしています。

実態調査

文部科学省では「日常の生徒指導の在り方に関する調査研究」の調査を定期的に実施し、各学校における校則と校則指導が適切なものとなるように指導の徹底に努めています。1991年(平成3年)には、全国1,472校の中学校および高等学校を対象に、校則見直し状況についての調査が行なわれました。ここでは、その結果の一部をご紹介します。

校則の厳しさ

まず、校長が自校の校則をどのように受け止めているかについてみてみましょう。校則内容については「平均的と思う」が67.7%、「緩やかと思う」が20.7%、「やや厳しいと思う」が10.8%(「厳しいと思う」が0.5%)という結果になりました。

また、校則指導については、「やや幅をもたせて行なっていると思う」が61.5%、「かなり柔軟に行なっていると思う」が26.9%、「方針通り厳格に行なっていると思う」が11.3%でした。

このように、全体で見て8割以上の中学校と高校が、校則内容と指導について厳しい内容ではなく、厳格な対応も行なっていないということが分かっています。

校則の見直し

各学校における校則の見直し状況についてみてみましょう。

中学校では「見直したことがある」が60.2%、「見直し最中である」が17.8%、「見直したことがない」が21.7%という内訳になりました。それに対して高等学校では、「見直したことがある」が48.2%、「見直し最中である」が16.2%、「見直したことがない」が35.4%でした。

全体として「見直し中」も含めると7割以上の学校で校則の見直しが取り組まれていました。見直しを行なった学校の割合は、中学校の方が高等学校よりも高くなっているという状況でした。

また見直しの結果、改訂された校則の内容としては、「服装」「校外生活」「校内生活」「髪型」の順に割合が高くなっていました。